こんばんは、木綿母です。
先日、実家の母からミカンをたくさんもらいました。
我が家の子供たちはミカンが大好きなので大喜び!
受け取るときに母が
「売っていた人が、ミカンをお風呂に浮かべるとお湯が冷めにくいって言ってたけど…本当かな?」
と言っていました。
確かに、柚子湯はすることがあるし
同じ柑橘系ならミカンにも体を温める作用があるかもしれない、と考え
早速やってみよう!と検証してみました。
目次
ミカンをお湯に入れる
母の話では、丸ごと浮かべているようでしたが
ミカン大好きな我が家ではもったいなく思えたので
実はおいしく頂いて、皮のみをしっかり洗ってから洗濯ネットに入れて
湯舟へ投入しました。
この洗濯ネットは、ミカンの皮専用にしました。
我が家では洗濯ネットを使いましたが
お茶の葉用の不織布パックなどを使用すると
水気を切ったらそのままごみ箱へ捨てられるので便利です。
ミカン風呂に入った感想
入浴直前に投入しておくと
子供たちは「いいにおいー!」
と、代わる代わる顔に近づけて香りを楽しんでいました。
確かに顔を近づけると、ふわっとミカンの香りがしました。
湯舟の端に浮かべておくだけなら、香りはさほど気になりません。
ミカン風呂の湯上りの感想
ここからが驚きでした!
お風呂上りは、子供たちの体を拭いて着替えを手伝って…
といつもなら寒さを感じるのですが
あら?寒くない…?!むしろホカホカとして暑いくらい!
衝撃的な体感でした。
ミカンの皮についての調査結果
漢方にも使われるミカンの皮(陳皮)の効能と活用法
風邪の症状改善
陳皮は咳や淡を鎮める働きが期待できるため、漢方では風邪薬にも用いられます。
冷え性改善
陳皮は血管を拡張させて血流を良くし、抹消体温を維持する効果のある「ヘスペリジン(ポリフェノールの一種)」を含みます。そのため、陳皮を細かく刻んで料理に混ぜたり、お風呂に入れて入浴剤にすると冷え性の改善にも役立ちます。
ヘスペリジンは果肉部分より、皮やすじ、袋に多く含まれます。みかんを食べる際は、スジはとらずに薄皮ごと食べるのがおすすめです。
胃腸を調整
漢方において、陳皮はいさんの分泌を促進させるとともに、胃から腸への排出を早めたり、胃の蠕動運動を促進させたする「理気薬」として使用されてきました。そのため多くの漢方処方の胃薬(補中益気湯や六君子湯など)には陳皮が配合されています。
リラックス効果
柑橘特有のさわやかな香り成分「リモネン」にはリラックス効果や、気の巡りをよくして胃の働きを活発にする作用があります。
引用元 養命酒製造HP
ヘスペリジンの効果で体の芯から手足の先まで温まることが出来たというわけですね。
しかも温めるだけではなく、リラックス効果もあるとのこと!
これはもう、お風呂に入れない理由が見つからないですね(^^
まとめ
古くから漢方として利用されているだけあって
ミカンの皮(厳密には皮に含まれるヘスペリジン)の効果は絶大でした。
実はおいしく頂いて、皮まで有効利用できるなんて!
ミカンの秘めたパワーを体感することが出来ました。
冷え性でお困りの方、お風呂でもっとリラックスしたい方
是非試してみてくださいね。
木綿母でした。
ではでは。